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当記事では、オンラインカジノの安全性を判断する際に重要な指標のひとつ「第三者機関」についてくわしく解説しています。



第三者機関とは、オンラインカジノが公平かつ安全に運営されているか客観的に審査する機関です。
不正をはたらいているオンラインカジノは、第三者機関の監査に引っかかってしまいます。つまり、第三者機関からの監査を受けていれば、健全に運営されている証明になるのです。
記事内では、信頼性の高い第三者機関を紹介しているので、オンラインカジノを選ぶ際は意識的にチェックしてみてください。
オンラインカジノの第三者機関とは

第三者機関とは、オンラインカジノの運営会社やソフトウェア会社を監査するための専門機関です。
万が一オンラインカジノが不正やイカサマをはたらいていれば、警告を受けた後にライセンスを剥奪されます。具体的な審査の例は以下のとおりです。
- 運営会社:カジノゲームの公平性やペイアウト率
- ソフトウェア会社:プログラムの詳細
明確な基準は公開されていませんが、運営会社やソフトウェア会社が著しく有利にならないように監査します。
ただし、ライセンスとは異なり、第三者機関からの認可は運営において必須ではありません。そのため、監査を受けていないオンラインカジノも多く存在します。
第三者機関による監査を通過した場合は、かなり信頼性が高まると捉えて問題ありません。
代表的なオンラインカジノの第三者機関

ライセンス発行機関と同様に、第三者機関の中でも信頼性に差があります。オンラインカジノの安全性を正確にはかるためには、知名度が高い第三者機関を把握しておくことが大切です。
ここでは、代表的な第三者機関を5つ紹介するのでぜひ参考にしてください。
eCOGRA(イーコグラ)
eCOGRA(イーコグラ)は、オンラインカジノの公平性を高める非営利団体として、2003年にイギリスで設立されました。ソフトウェアやシステムの承認を専門としており、世界的にも知名度が高い第三者機関です。
eCOGRA内で新しい基準が定められるたびに再監査が実施され、基準を満たせないと即座に認定を外されます。
そのため、業界で最も監査が厳しい第三者機関ともいわれており、信頼性は抜群です。
eCOGRAからの認可を受けているオンラインカジノは、安心してプレイできるといえるでしょう。
GLI(ゲーミンング・ラボラトリーズ・インターナショナル)
GLI(ゲーミンング・ラボラトリーズ・インターナショナル)は、1989年にアメリカのニュージャージー州に設立された監査機関です。2010年に、同じく監査機関として有名な「TST」の一部がグループに加わり、規模が拡大しました。
GILは、オンラインカジノ以外にも以下の監査を実施しています。
- 現地カジノのスロット
- 宝くじ
- ペイアウト率の公表
オンラインカジノが流行する以前からギャンブルへの監査を続けているため、信頼性、知名度ともに業界トップクラスです。審査も厳しく、簡単には認定されません。
eCOGRAと並ぶ大手の第三者機関なので、覚えておきましょう。
TST(テクニカル・システムズ・テスティング)
TST(テクニカル・システムズ・テスティング)は、1993年にカナダのバンクーバーで設立された大手のゲーミングRNG検査機関です。
RNG(Random Number Generator)とは、乱数発生器のことでオンラインカジノゲームでの不正やイカサマを防ぐための重要な機能となります。
オンラインカジノでは、ソフトウェア会社を専門に監査しています。元は現地カジノの監査をしていたため、GLIと同じく歴史ある信頼性の高い第三者機関です。
iTech Labs(アイテックラボ)
iTech Labs(アイテックラボ)は、15年以上にわたってオンラインゲームの認証を行なっているオーストラリアの独立監査機関です。メルボルンを拠点に運営しています。
オンラインゲームシステムの試験や認証、RNGなどの監査を実施しており、ソフトウェアの安全性を認定しています。
オンラインカジノ業界で知名度の高いソフトウェア「NETENT」のゲームテストや認証作業を実施しているため、安全性が担保されているといえるでしょう。



オンラインカジノの第三者機関に関するQ&A
オンラインカジノの第三者機関の役割は?
オンラインカジノの第三者機関は、運営会社やソフトウェア会社に不正やイカサマがないか客観的に監査する機関です。第三者機関から認定を受けたオンラインカジノは、信頼性、安全性ともに高い水準にあると証明されます。
第三者機関の有無はどこで確認できる?
第三者機関からの認定がある場合は、各オンラインカジノの利用規約やサイト下部のライセンス証明に記載されています。
まとめ

当記事では、オンラインカジノの「第三者機関」について詳しく解説しました。
第三者機関は、オンラインカジノの運営会社やソフトウェア会社を監査し、客観的に安全性をチェックします。不正が発覚した場合は、認定を剥奪されるのはもちろん、ライセンス自体の剥奪にすら影響を及ぼします。
第三者機関の認定は、オンラインカジノ運営において必須ではありません。そのため、認定を受けているオンラインカジノは自発的に審査してもらっていることになり、信頼性や安全性を高めて運営したいという意図が伝わります。
運営ライセンスと同様に厳しい審査を通過した証拠になるので、オンラインカジノの安全性にこだわりたい方は、第三者機関からの認定までチェックしておきましょう。